2021/01/30

2. テンパズル というパズルだそうな!

友人に「よんすうさんすう」を見てもらったところ
テンパズルについて書いてあるブログを紹介してもらいました。

そこにも書いてあったのですが、このパズルは
 昔、昔、まだ、電車に乗るときに切符なるものを使っていたころ
のひまつぶしのパズルだったのです。

切符には4つの数字が並んでいて、それらの数字を使って計算し、
10 にするパズルでした。それでテンパズルと言うそうです。
私も子供の頃、このパズルで楽しんでいました。

今は、駐車場に止まっている車や、走ってる車のナンバー。
孫と散歩をしながら車のナンバーで楽しんでいます。

テンパズルで検索をすると、たくさんのページがあり、詳しい説明が載っています。
本まで出ているようです。

なので、ここで書くこともないのかと思いますが、
自分の楽しみとして、週に一回くらいのペースで問題と解説を書くことにします。
テンにすることだけではなく、4つの数字で色々な数を作って楽しみましょう。

先週の解説

1. やさしい問題 1 2 3 4

4つの数字のどれかの数字が、残りの3つの数字の計算結果と最後に計算されます。

たとえば、((1+2)+3)+4 のように最後に4を足して10にしています。
つまり、4を足したら10になる数 6 を残りの3つの数で作ればよいのです。
(1+2)+3=6 なので、できた!と言う具合です。

では、3 を最後に使うとすると、1, 2, 4 を使って 7 が出来ればよいですね。
(1+2)+4=7 なのでバンザーイ!

でもほかに、1, 2, 4 を使って 7 を作ることはできるかな?
7をつくるのに1を最後に使うとすると、8-1=7 なので、
2と4を使って 8 が作れるかな?
できた!2x4=8 だ。だから、((2x4)-1)+3=10 ができた。

というわけで 最後の計算から逆に考えていくと答えを見つけやすいのです。

2つずつ計算することもあります。
2x4=8 なので、残りの 1 と 3 を使って 2 が出来ればよいのですが。
できたできた。3-1=2 だぞ。よーし、(2x4)+(3-1)=10 だ。

2. ふつうの問題 6 0 2 6

4桁の数から4つの数字を使うので、数字を小さい数から並べた 0266 も同じ問題です。
4桁の数は全部で1万個ありますね。でも、その中の数字を小さい順に並べてできる数は
なんと 715 個しかありません。

では、0266 の4つの数字を使って10を作る問題です。

6 を最後に使うとすると、4+6=10、16-6=10、60/6=10 なので、
0, 2, 6 を使って、4か16か60が出来ればよいのです。
4 なら (6-2)+0=4 なのでできた。
というわけで ((6-2)+0)+6=10 ですね。

2を最後に使うとすると?残りの 0, 6, 6 を使って何を作りますか?
8+2=10, 12-2=10, 5x2=10, 20/2=10 なので
0, 6, 6 を使って 8, 12, 5, 20 のどれができますか?

3. 難しい問題  3 7 7 2 つまり 2377

7を最後に使うとすると 2, 3, 7 を使って 3 か 17 を作れるか調べます。
3を最後に使うとすると 2, 7, 7 を使って 7 は作れるかしらべます。
などなどシッポから考えていくと答えが顔を出します。

4. とても難しい問題 4 4 9 4 つまり 4449

ヒント:最後に4を使います。残りの 4, 4, 9 を使って、
6+4=10 か、14-4=10、40/4=10 の 
6, 14, 40 のどれかが出来ればOKです。

今週の問題
1.  2345 10 にする簡単な問題。この問題は36通りの方法があります。
  簡単すぎると思ったら、掛け算や割り算を使う別の方法でも解いてみましょう。
2.  5555 簡単に10にできたり、掛け算や割り算を使ったりといろいろ楽しめます。

2021/01/25

1. よんすう さんすう(四数字算数パズル)の説明

数字が4つあります。たとえば、1 2 3 4。

これらを使って、足し算、引き算、掛け算、割り算を組み合わせて 10 にしてみましょう。 

1 と 2 を足して、1+2=3。この 1+2=3 に 3 を足して (1+2)+3=6。

残りの 4 を足すと、めでたく ((1+2)+3)+4=10 になりました。

別のやりかたでも 10 になります。

たとえば、1 と 3 を足して、1+3=4。2 と 4 を足して、2+4=6。

これらを足して (1+3)+(2+4)=10 とすることもできます。

では、問題。

1. やさしい問題 1 2 3 4 (上の 2 つの方法の他に 37 通りの方法で 10 にできます。)

2. ふつうの問題 6 0 2 6 (引き算も使います。これは 18 通りの方法があります。)

3. 難しい問題  3 7 7 2 (掛け算か割り算のどちらかが必要です。これは 5 通り。)

4. とても難しい問題 4 4 9 4 (掛け算と割り算のどちらも必要です。1 通りの方法しかありません。)

頭の体操、楽しんでくださーい!

20. 円錐の半分?

17-19 で三角形、四角形の面積を半分にする問題を解いた。 今回は円錐を半分にする実験をしてみよう。 まず、円錐を作るための図形をスクラッチで描いてみた。 プログラムはここ。 https://scratch.mit.edu/projects/561804896 これを実行すると...