前回、内側の正方形の面積が、外側の正方形の面積の半分である場合は、どのように見えるかを確かめてみた。
答えは C である。A か B だと思ったのではないだろうか。
正方形の面積を 1/2 にするには、一辺の長さを 1/(√2) ≃ 0.707106781186548 にすればよい。物差しで測ればよいが、見た目だけでは、面積が 1/2 であることに引きずられ、一辺の長さが 1/(√2) より小さい図形を選んでしまったのではないか。
そこで、今回は物差しで測ることなしに、折り紙で半分の面積の正方形を折ってみよう。
簡単な方法
まず、縦の赤い線で示した折り目をつける。横にも同じ。
次に、赤い線で示した折り目の交点に正方形の各頂点を合わせるように折り、緑の線で示した折り目をつける。
この緑の線で示した折り目で囲われた四角形は正方形であり、外側の正方形の面積の半分であることは、良いだろうか。
この緑の線で示した折り目で囲われた正方形をハサミで切り、元の大きさの折り紙に重ねると、外側の正方形の面積の半分の正方形がどのように見えるかを確認できる。
C のようになるか、確かめてみよう。
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