九九の背後にある掛け算の概念をリンゴを数えることで理解しよう。
スプライト Apple のコードの前半は、次の通り。
1. 変数 [かず] はクローンのリンゴを作るときに使う作業用の変数。
初期値を0に設定。
2. 変数 [n] は変数の作成時に「このスプライトのみ」を指定して作成した変数。
スプライト Apple のみ使うことのできる変数であり、
スプライト Apple のクローンそれぞれが別々に値を持つ変数。
まだクローンを作成していないが、初期値 0 に設定。
3. 変数 [A] と変数 [B] のそれぞれに 1 から 9 までの数をランダムに設定。
4. A x B の値を変数 [こすう] に設定。これがこの掛け算の答えになる。
5. A x B の値の個数のクローンは
(自分自身) のクローンを作る
を [こすう] 回繰り返すことによって作成する。
6. 「(自分自身) のクローンを作る」によって、次のコードが実行される。
7. 変数 [ばんごう] は変数の作成時に「このスプライトのみ」を指定して作成した変数。
変数 [かず] は、クローンが作られるたびに1ずつふえる。
クローンが作られたときの [かず] を、そのクローンの変数 [ばんごう] に記憶する。
このようにして、クローンリンゴごとに番号が付けられる。
左上が1番目のクローン、下方向に A 番目のクローンまで縦に並べ、
その右側に A+1 番目から Ax2 番目までのクローンを縦に並べる。
最後に Ax(B-1)+1 番目から AxB 番目までのクローンを縦に並べる。
このように並べるために、 [ばんごう] によって、
クローンリンゴを表示する位置を計算し、x 座標と y 座標を設定する。
8. クローンリンゴをクリックすると、 [ばんごう] を表示する。
9. 「(りんごはぜんぶでいくつある?) と聞いて待つ」を実行すると、
数を入力する枠が表示される。キーボードから数を入力する。
入力した値が (答え) に入る。その値と (こすう) が一致していれば正解。
正解のときは ok! というメッセージを猫に送る。
間違っているときは ng! というメッセージを猫に送る。
10. 猫のスプライトのコードは以下の通り。
違っているときはクローンリンゴをクリックして数えるよう促す表示する。
猫をクリックすると答えが表示され、リンゴに せいれつ というメッセージを送る。
11. リンゴスプライトが せいれつ というメッセージを受け取ったときのコードは次の通り。
このプログラムは AppleMultiplication として
にアップした。
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